都内から１時間半で行ける遊び場スポット、埼玉県飯能市をご存知ですか？
2022年の秋、家族３人で１泊２日で行ってきました。
無料で楽しめる、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園と、大人はのんびり・子供も楽しい温泉宿 名栗温泉「大松閣」に泊まった記録です。
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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
公園のコンセプト
公園の名前となっているトーベ・ヤンソンはムーミンの作者。
こちらの公園はムーミンの世界を表現しているのではなく、作者の故郷である北欧の世界観が取り入れられている公園です。
北欧を意識した作りの公園は、まるで北欧に来たかのように非日常を感じることができ、自然いっぱいの中でのびのびと過ごすことができます。
入園料はなんと無料！園内に遊具などはなく、ピクニックをしたり散策をしたり、誰もがゆったりと過ごすことができる公園です。
子連れで行くなら車がおすすめ
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園（以下あけぼの子どもの森公園と表記します）へは、車で行くのがおすすめです。
なぜなら、駐車場も無料だから！駐車場は、隣接する飯能市体育館と共有の駐車場となっています。
連休中など混雑することもあるようですが、県道を挟んだところにも駐車場がありますので、公園に近い方が満車でも大丈夫ですよ。
園内
駐車場から緩やかな坂を登ると、公園の建物が見えてきます。
《公園のシンボル的存在の「きのこの家」》
あけぼの子どもの森公園は、遊具のない公園ですが、きのこの家は、靴を脱いで内部を見学することができます。
地下〜２階？までの造りになっていて、螺旋状の階段を子供たちが楽しそうに行き交っていました。大人では少々狭めですが楽しい。
木材で作られた暖かな空間は、まるでムーミンが住んでいるのかな？と思わせる素敵な空間でした。
《水あび小屋》
園内は歩き回って散策することができます。水あび小屋も橋を渡って内部に入ることができます。
《見晴らし橋》
見晴らし橋では、穴から顔を覗かせたり、手を出してみたり。
公園全体は広すぎず狭すぎず、ちょうどいい大きさ。テント設営はNGですので、皆さんレジャーシートを広げたり、ベンチを利用してピクニックをしていました。
この時期（10月末）はどんぐりがたくさん落ちていましたので、小さな子供は楽しそうにどんぐり拾いをしていました。
《カフェ プイスト》
園内にはカフェがあり、とってもおしゃれな外観です。店内飲食も可能ですし、テイクアウト可能なメニューもあるそうですよ。お昼時は混雑していました。
店の外でジェラートを販売していたので、ちょっと珍しい味に挑戦！
《ホワイトコーヒー味のジェラート》
まるでバニラかミルク味のようですが、なんと真っ白なコーヒー味のジェラートなんです。
こんなに白いのにしっかりコーヒー牛乳のような味がします。不思議！
帰る頃、公園のスタッフの方が地面に絵を描いていました！
水で描いたアート！ディズニーランドのような演出！子供たちは興味津々で、スタッフの方にリクエストをしたりしていました。
園内には、他にも「子ども劇場」や「森の家」などの施設があり、子ども向けのイベントや、トーベ・ヤンソンに関する資料の展示などがあります。
子ども向けイベントは予約が必要なものがありますので、お出かけ前に確認してみてください。
さて、それでは本日のお宿、名栗温泉 大松閣へ向かいます。
名栗温泉「大松閣」
アクセス
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から大松閣までは、車で約30分。
公共交通機関利用の場合、飯能駅から無料送迎バス（要予約）がありますが、やはり飯能を子連れで巡るのは車が便利でおすすめかなと思います。
大松閣が子連れで楽しめる理由
大松閣は100年もの歴史がある温泉宿。
飯能を代表するお宿として知名度も高く、私たちが宿泊した日も三世代かな？と思われるご家族から老夫婦まで、老若男女問わずいらっしゃいました。
フロントロビーには鯉が泳いでおり、ラウンジが１階に2箇所あります。
このラウンジではお茶（埼玉名産の狭山茶）や、コーヒーを飲みながら休憩したり、ゆっくり読書をして思い思いに過ごすことができます。
そして子連れにありがたいのが、読書ラウンジ前にあるキッズスペース！
宿泊する子どもたちがたくさん遊んでいたため、写真は撮れませんでしたが、木製のボールプール・ピンボール・絵本・輪投げ・木馬など、木材でできた温かみのあるおもちゃがたくさんがありました。
私たちも夫婦で交互に子供の遊びを見守りながら、読書ラウンジでゆったり過ごすことができました。
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お部屋 和室スタンダード
今回宿泊したのは、和室スタンダート。窓際に大きめのテーブルが配置されたお部屋でした。畳部分は８〜10畳くらいだったと思います。
部屋の廊下に蛇口があるのですが、蛇口をひねると名栗の美味しいお水が出てきます。
それは「ここは本当に埼玉なの？」と驚く美味しさ。お風呂上がりに飲むと最高でした！！
温泉
温泉は眺望豊かな露天風呂付き大浴場と、貸切風呂が３ヶ所。
私たちが訪問したのは2022年10月のコロナ禍でしたので、三密回避の一貫として、宿泊者は貸切風呂が無料で利用（当日受付）できました。（宿のHPでは「当面の間」と記載されていましたが、これからはどうなっていくのでしょうか…）
泉質はやわらかな刺激の弱い温泉なので、子供も安心して入ることができました。
大浴場を出たところには、名栗の美味しいお水とアイスキャンデーのサービスが。嬉しいポイントです。
夕食 山の茶屋
夕食は、離れにある「山の茶屋」というレストランでいただくプランでした。
宿は直前に予約したためお部屋食が叶わず…。次回はぜひお部屋で会席をいただいてみたいです！
山の茶屋でいただいたのは、山のごちそう和牛サーロイン炭火焼コース。
飯能の地野菜を中心としたヘルシーなお料理を中心に、メインは脂がのったサーロインの炭火焼きです。
《岩魚の塩焼き》
《和牛サーロインと野菜》
焼き野菜とは別に、彩の良いサラダもきました。
《炭の上へ ご飯とお酒が進みます》
《〆の秩父ざる蕎麦》
デザートは季節の果物（10月末でしたので柿など）でした。
ちょうどいいボリュームで、美味しくいただきました。
朝食 大広間
朝食会場は大広間です。
野菜がたっぷり入ったお味噌汁に、焼魚、サラダ、自家製のお豆腐など。身体に優しい食材がいっぱいで理想的な朝食！
写真に写っていませんが、地元の生産者の方が作っている納豆も美味しかったです！（納豆は１階の売店でも販売していました）
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チェックアウト後の過ごし方
チェックアウトは10時までですが、宿泊者であれば各ラウンジやキッズスペースは11時まで利用することができます。
チェックアウト後も出発までゆっくり過ごせるのもこちらの宿の魅力です。
また、ホテルを出て山の坂道を１〜２分登ると「ワクワクの森」という小規模の公園？があります。
山の中なので秋・冬の午前中は冷えますが、木製チップの砂場があったりブランコがあるので小さいお子さんを外で遊ばせるには最適です。
飯能はまだまだ見所がいっぱい！
ゆったり旅行や温泉が好きなので、今回はあけぼの子どもの森公園と大松閣の２つのみの訪問でした。が！！埼玉県飯能は、まだまだ見所がいっぱいです！
ムーミンをテーマにしたテーマパーク「ムーミンバレーパーク」や、北欧の時間が流れる「メッツァ」など子連れで楽しめる施設がたくさんあります。
のびのびと子供を遊ばせられる遊び場が満載ですので、皆さんも一度飯能へ遊びに行ってみてくださいね。
子連れでのお泊まりでしたら、大松閣は本当におすすめです！
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
