【子連れ映画レビュー】『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』頭の中がちいかわでいっぱいになった
こんにちは、Ponです。
2026年7月24日に公開された『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を夏休みに家族で鑑賞してきました。
これまで、ちいかわに触れてこなかった我が家。
街にはグッズやコラボ商品がたくさん溢れていて、「ちいかわって若い子に人気なのね〜」と商品を見かけるたびに思っていたけど、なぜこんなに盛り上がっているのか、詳しいことは何も知らない…
そんな我が家に飛び込んできた、ちいかわ映画に関するネットニュース。
- 「想像してたようなゆるい映画じゃなかった」
- 「これは大人向け」
- 「怖い…」
え!なになにその反応!気になりすぎる!!
など、先に観た方のレビューが気になって仕方がなく、予定外に劇場へ足を運びました。
その結果…上映後の余韻がとてつもなく頭の中がちいかわでいっぱいになり、この映画をきっかけに、ちいかわのキャラクターや世界観にハマった!!
個人的な感想を備忘録のためにも綴りたいと思います。
【以下、ネタバレ有りの感想へ】
ここからネタバレ含みますのでご注意ください。
基本的情報を子供に教えていただく
まず、映画が始まる前に、あの有名なトリオの名前を子供に教えてもらいました。(それすらもしらなかったもので。)
- 白いくまの子みたいなの…ちいかわ
- 青い耳の子…ハチワレ
- 黄色いウサギ…うさぎ(そのまんまか)
ふむふむ、なるほど。
そして映画スタート。序盤を観ていて思ったのは、
(あれ、キャラクター全然喋らないぞ…)
(せっかく名前教えてもらったけど、仲間同士で呼びかけもないのか)
(ゆるーい、かーわいい、し〜ま〜がっしゅく!)
こんな感じでほんわかしていました。最初は!
波乱の展開に大人の心はモヤる…
上映後の感想
しかし、上映後の感想は「…わお…」
上映時間90分ほどの中に、小さくて丸くてかわいいキャラクターのビジュアルからは予期せぬ展開が連続。
映画を全て終わった後はなんとも表現しがたい余韻が残りました。
思えば、セイレーンが出てきたあたりから不穏な空気が漂い始め、コミカルなシーンも挟みつつも、終盤にかけてストーリーはどんどん重くなっていったなと…。
そんなことを考えていたら、家に帰っても頭の中はちいかわでいっぱいです。
余韻に浸るくらい面白い作品だったのよ!!
キャラクター、魅力的だよね
かわいくて怖いセイレーン
ちいかわに出てくるキャラクター、どれも個性が光っていてとてもよかったです。
中でも、島へやってきたちいかわ達より何倍も大きく、美しい歌声を響かせる「セイレーン」。
喋るとなんだか子供っぽくて可愛いな〜と思わせる魅力的なキャラクターでした!
でも、目を赤く染めてジリジリと追い詰めてくるシーンは、トクマルシューゴさんの音響も相まってなかなかの恐ろしさ。
アジトで島民が味噌漬けにされているシーンを観たときの感想は「こんな見た目でやることがえぐい…」です。
そんなセイレーンが島民を襲っている理由は、仲間の人魚を食べられて犯人を探しているからというもの。
島の誰かが「永遠の命」欲しさに、人魚を食べたという事実。
これに対しセイレーンは報復しようとしているとのことで、こう歌うのがとても印象的。
「オリに入れて〜なんかず〜っと暗いとこ〜♪」
えええ怖い…!言うことが底抜けに怖い…!!
ちいかわは気づいてしまう
人魚を食べた犯人は、頭に葉っぱがついているニコイチな島民「ヒトハとフタハ」な訳ですが、セイレーンとの争いの途中でちいかわだけがこの2人が犯人であると気づきます。
しかし、ハチワレやうさぎにも伝えず、ひとりで真実を抱え込むことになりなんだか重苦しい展開に!!
2人の家で人魚を食べた証拠であるウロコを拾い、慌ててポシェットへ隠し…!
どうしようかとひとり悶々とする様子を見て私もドキドキしました。
ちいかわはハチワレのように流暢に話すキャラクターではないので、少ない言葉数や仕草や表情だけで、この複雑な心情を表現するストーリー展開は素晴らしかったです!
怖がり、涙が出ても頑張るちいかわ、健気でかわいい。。応援したくなるキャラクターだ!トリオの中で一番推したい!
葉っぱの孤独と秘密
ヒトハとフタハが人魚を食べたのにも理由があることは映画でも丁寧に描かれていますが、それにしてもこの2人の罪はなかなかに重いのではないかと感じます。
2人は永遠の命を手にしたとき、2人だけの秘密にしようと誓います。
しかし、相棒である人魚が殺された事実を悟ったセイレーンは怒り、罪のない島民が次々と連れ去られます。
2人の行いに罪のない島民が巻き込まれてしまう展開に…。
そんな状況に怯えながらも知らん顔を貫き、自己保身のために逃げ続けたことなどを考えると、エンドロールの後に流れた短い映像は、致し方ないというか罪を犯した者は逃げられないという厳しい現実…
まさに目には目を歯には歯を。
ただ、セイレーンと葉っぱ組の関係は、どちらも加害者であり被害者でもあるという真相!
この複雑な状況の中での最適解ってあるのかな、と大人は悶々とします…。
一つの出来事が巡りに巡って大きな出来事へ発展する。
私たちの生きるリアルの世界でもそんな厳しい現実があり、映画を観た後は数日経っても頭の中がちいかわでいっぱいでした。
ちなみに子供の感想
エンドロールが終わり、最後の映像が終わったあと。
ふと子供が心配になり上映後に大丈夫だった?と聞いても「なにが?」「おもしろかったね、島二郎!」
小学生低学年はこんな感じで意味がわかっていませんでした。
深いところまで理解するのは何年生くらいからなのでしょう。
大人が感じる怖い部分だけでなく、クスクス笑える描写もたくさんあるので家族で楽しめる映画でしたよ。
ちいかわの世界はグルメがいっぱい
おいしそうな食べ物描写にじゅるり
映画ではおいしそうな食べ物がたくさん出てきました!
劇中ではインパクトがすごいグルメソング流れ、「てりてりソースのやきそばぁ〜♪」のフレーズが頭から離れなくなります。
そこから、私ちいかわグルメとキャラクターの魅力に惹かれています!
焼きそばと紅生姜をプラカップビールで流し込む、「くりまんじゅう」というおじさんキャラ。
私も大好き、ゆし豆腐を上手に作る「シーサー」。
横暴な性格で、飴を喉につまらせ涙ウルウルかわいごぶる「モモンガ」など…
それぞれキャラクターが光ってます。
まさか最後の見送りの歌が貝汁カレーになるとはね…
しるこサンド
で、今作で忘れてはならないのが愛知銘菓「しるこサンド」!
夏休みの高速道路のSAで出会いました。
思ったより硬めの食感で、噛むとボリボリと良い音が響きます。
たしかに食いしん坊な人魚もついもう一枚、と食べたくなる美味しさ。
ちいかわは飯テロコンテンツ?
後にアマプラでアニメの方も数話見てみると、ちいかわでは食べ物が絡んでくる話が本当に多くて!
チャルメラ、ヤクルト、おでんなど…!?
ちいかわって飯テロコンテンツだったのか。
すみっこぐらしみたいな可愛いだけの存在かと思っていたけど、映画の余韻といい色々と裏切られました。
映画は観てて疲れないし、緩急もあってストーリー構成が◎
ちいかわに登場するキャラクターって、ハチワレみたいにまともに喋るキャラクターもいれば、「うんっ!」とか「ヤハ」とか短い言葉しか発さないキャラクターも多くいます。
この喋るキャラと喋らないキャラが混在することで、なんかちょうどいい!
それに加えてストーリーが作り込まれていて観ていて飽きないし、コミカルなターンとシリアスなターンがあったり緩急のある映画でとても満足度が高かったです!
大人は自宅だと片手間に観てしまうこともあると思うので、ぜひ劇場で公開されている間は映画館で体験してみてほしいなと思います!
頭がちいかわでいっぱいになります!!
セイレーン編は原作でも読めます!
今回映画化されたセイレーン編は、「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(8)」に収録されています。
私も原作を手に取ってみたいのですが、今映画の効果で欠品が相次いでいるとか…!早く読みたい!!
映画の感動やモヤモヤ感をもう一度味わいたい方は、原作も手にとってはいかがでしょうか!
ちょっと書きすぎましたが、まとめられてよかった!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
