春休み中の娘を連れて夫の実家へ帰省しました。半日だけ娘を預けて、夫婦で京都の史跡めぐりへ。京都は学生時代に住んでいたこともあって、思い出深い土地です。
今回散策したエリアは、疲れてデトックスしたい…たまには静かな場所で過ごしたい…という大人向けです。子育てブログなのにすみません!
それではご紹介していきます。
散策エリア
今回散策したのは、京都市内でも北に位置する一乗寺というエリア。
一乗寺は観光もグルメも隠れた穴場で、市内の賑やかな観光地とは違った雰囲気があります。京都市内で有名なラーメン屋さんもこのエリアに多く集結していて、「一乗寺ラーメンストリート」なんて名前もつけられています。
今回は八大神社→詩仙堂丈山寺→圓光寺の順でお散歩しました。
アクセス
京都まで車で向かったので、八大神社の向かいの有料駐車場を利用しました。駐車料金は500円。台数制限あり。公共交通機関を利用するなら、
- 叡山電車「一乗寺駅」から徒歩15分
- 市バス「一乗寺下り松」下車から徒歩7分
京都観光はバス利用がおすすめです。
京都市内ならあまり待たなくとも、次から次へバスがやってきます。
宮本武蔵縁の地 八大神社
一乗寺の氏神様を祀られている神社。八大(はちだい)神社といいます。
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宮本武蔵が吉岡一門との決闘の前に奉拝した神社と知られ、境内に決闘当時の一乗寺下り松古木(まつこぼく)がお祀りされています。拝観料金は無料。御朱印をいただく場合は別途料金が必要です。
朝10時頃の参拝ということもあって、参拝者はほとんどおらず静かな空間。
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宮本武蔵のブロンズ像も。社に祀られているのが、下り松の古松です。
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本殿の前には立て砂が盛られていました。立て砂ってどうやって作っているんでしょう…
参拝を終えて隣の詩仙堂ヘ向かいます。
大本命!詩仙堂丈山寺
今回の史跡巡りはこちらが本命でした。
詩仙堂(しせんどう)は、江戸初期の文人・石川丈山が晩年を過ごすために造営した山荘跡。
美しい庭が有名なのですが、こちらには一度も来たことがありませんでした。
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入口、山荘までの竹林も美しく、風情があります。
竹林というと嵐山を想像される方が多いですが、京都で史跡めぐりをしているとちょこちょこ出会うことができます。
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拝観料を支払い、まずは靴を脱いで山荘の内部を見学
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縁側を歩くとキュッキュッ、と音が鳴ります。
鶯張り?この音の感覚が久しぶりで震えました。関東エリアの寺院ではまだ体験したことがありません。
床の間の生花や掛け軸も素敵。
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さて!この景色を見たくてやってきました。
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庭園にある鹿おどしが鳴るだけの贅沢な静けさ。
京都に来てよかったな〜と思わせてくれる場所です。
時間を忘れてぼーっと庭を眺めることができます。学生の頃はこの良さは分からなかったかも…
内部を見た後は、庭園も歩いて回ることができます。
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詩仙堂は、鹿おどし発祥の地だそうです。とっても素敵な庭園でした。大満足!
新緑と紅葉は圧巻!圓光寺
本命を見終わって満足したのですが、時間に余裕があり、近くの圓光(えんこう)寺にも寄って行くことに。圓光寺は紅葉が有名な寺院です。
大人 500円/中・高校生 400円/小学生300円
この頃京都は桜が咲き始めでした。河津桜や紅垂れ桜が美しかったです。
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拝観料払って進んだ先の枯山水「奔龍庭」
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中門を抜けた先に広がる「十牛之庭」
奥の葉のない樹木たちは紅葉で、新緑の季節がきれいなのはもちろん、秋の紅葉期には落ち葉で一面が埋め尽くされるそうです。見てみたい…
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圓光寺型と呼ばれる水琴窟。
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詩仙堂と同じく、畳に座って庭を眺めることが出来ます。
そういえばここは以前に新緑の頃に来たことがあって、その時の写真はこちら。
季節によって庭の表情が全然違います!!
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秋は紅葉が水面に映ってさぞかしきれいなのでしょう…み、見たい…。階段を登ると徳川家康の墓がありました。
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圓光寺の起こりは家康が起源だそうで、この墓には家康の歯が埋葬されているそうです。
帰り道 まとめ
駐車場に戻り、京都市内の懐かしい場所を通って帰りました。
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写真は西本願寺前を通過中の車窓から。
長かったコロナがようやく明け、どの観光地も人が戻ってきたなと感じています。
東山エリアや二条城など定番スポットはたくさんの人混みですが、今回ご案内した一乗寺エリアは比較的ひっそりしています。(紅葉の時期は除く)
静かに過ごしたい大人の皆様におすすめできる史跡でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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