こんにちは、Ponです。
子供が幼稚園を卒園し、小学生になりました。
2月頃より周りから「くるよ!小一の壁が!」と言われていて、うちはフルタイムの共働きではないし、なんとかなるかぁ〜、とたかを括っていました。
が、いざ入学式を迎えてみると思っていた以上に忙しい!!
地域差や公立・私立など異なる部分もあるかと思いますが、「1年生の何が大変なのか」親の視点でまとめてみました。
- これから小学生になるお子さんをお持ちの方
- 無事に入学したけど1年生大変すぎないか?
などと感じている保護者の方、よければお付き合いください。

入学したら生活が激変した!

幼稚園や保育園を経て、義務教育のスタートとなる小学校生活の1年目。
「入学おめでとう!」と同時に、子供をとり巻く環境が大きく変わり、大人も仕事と家庭の両立が大変になるなど「小1の壁」とよく表現されます。
この「小1の壁」という表現には、私もネガティブなイメージを持っておりつつも、どこか他人事のように感じている節もあり。
しかし、長子が入学した4月はたしかにこれは大変だ!と思わざるをえませんでした。
入学したらこれまでの生活が激変したからです。
1年生の何が大変なのか、大まかに以下の5点があげられます。
- 入学前から親が動くことが増える
- 登下校や、準備にサポートが必須
- 学校での様子がわからない
- 「遊び」から「学び」への変化
- 子供のメンタル面のフォロー
具体的にどうなのか掘り下げていきます。
1年生の何が大変?変化したこと
①入学前から親が動くことが増える
まず、入学前から親が動く機会が徐々に増えていきます。
就学時検診や説明会への参加
就学時検診や、入学前説明会が行われるのは平日の日中。
子供を幼稚園・保育園にも行かせながらも新たに学校のためのスケジュール調整が必要になります。
下に兄弟姉妹がいる場合、説明会の際には祖父母に預けたり、同伴させたり。
学校説明会では「詳しいことは資料を読んでください。では次です〜。」と、どんどん話題が変わり、頼れるのは配られたプリントと先輩ママからのアドバイス…。
同学年に知り合いのママがいると、助け合いができるので心強いです。
大量のお名前つけ
説明会で指定された学用品を買いこんだ後に待つ作業は、お名前つけ!
鉛筆やクレヨンに一本ずつ、算数セットのおはじきにも一つずつ記名。すごーーく細かく地味な作業。
今から30年前、私が子供の頃も母は同じように名前付けをしていたようで。
「算数セットのおはじきってまだあるの!?」とびっくりされました。
学校というのは今も昔もあまり変わってないんですね。
しかし名前つけもクラスがわかってないと書けない物も多く、いつまでも作業が終わった気になりません…。
②登下校や準備にサポートが必須
入学後の大量書類
いよいよ入学式を迎え、明日から登校か〜と物思いにふけるのも束の間、帰宅したら大量の書類と向き合います。
この大量の書類とは、家族構成や子供のことで学校に伝えておくこと・予防接種歴など保健に関する書類なのですが…
公立小の書類は全部手書き!!!しかも提出期限が2日後とか。
私は第一子の入学だったので、この書類の多さと猶予のなさには思わずびっくりしました。そして気付いた。
そう、本当に大変なのはここからだった!!
登下校の付き添い
入学式の翌日からは、しばらく朝の送りと帰りのお迎えが発生します。
朝は地域によって集団登校だったり、自主登校だったり様々ですが、慣れるまでは朝も集合場所まで(または学校まで)送っていく保護者がほとんど。
行き渋りがあったら保護者がサポートしないといけないし、通学路に危険な場所があるならそこまで大人が見守らないといけない。
1年生の朝はとっても慌ただしい!
特に1年生の4月は変則的なので、下校時間が日によってまちまち。家を出て2〜3時間で下校してくる日も。
昨今は、GPSアプリの活用でお子様の現在地がわかるサービスが充実しているので、ランドセルに入れておくと入学したばかりの家庭も安心できるかもしれません。
翌日の準備は子供と一緒に
夜には翌日の準備。
6〜7歳の子供が明日の持ち物を一人で確認できるわけでもなく、慣れるまでは毎日一緒にランドセルの中身を確認して準備します。
うちの子は、学校に行って帰ってきたら満足するタイプでして、しばらくは「お手紙だして」と言わないとプリントも出してきませんでした。笑
1年生になってしばらくは、忘れ物をしたら親の責任と言っても過言ではないのです…
4月は配布物も多いので全部に目を通し、子供に忘れ物をさせないよう気をつけました。
入学してからの保護者のサポートは本当に多岐にわたります。
③学校での様子がわからない
入学して、子供の様子を知る機会がぐんと減り、学校でどんなふうに過ごしているか分からなくなりました。
もちろん授業受けたり、友達と遊んでいるのでしょうが、学校では大きなトラブルがない限り、先生からも連絡はきません。
その日起きたことは子供から伝え聞くのみ。お友達の情報も、子供からの話が全て。
子供も色々報告するタイプの子と、あまり語らない子など性格はさまざまですよね。
心配になることもありますが、先生からの「便りのないのは良い便り」であることを願うばかりです。
④「遊び」から「学び」への変化
幼稚園での生活は、遊び中心の活動だったのに対し、小学校では時間割で行動が決まり、日中の生活が「遊び」から「学び」へと変化していきます。
学校生活に慣れてくると宿題も始まり、家庭でも宿題のサポートが必要になります。
今時の小学生は宿題の採点も保護者管理のもとで行うことになっており、学習面でも家庭でのフォローが欠かせません。
その日の連絡帳を確認し、ドリルの採点、間違えていたら一緒にお直し、音読を聞いたらハンコを押す…!
幼児期にはない習慣で、親子で変化を感じるポイントではないでしょうか。
⑤子供のメンタルをフォロー!
初めてのお友達、慣れない学校生活。
毎日頑張って学校に行っているけれど、家では涙してしまうお子さんも多いはず。
新生活、大人も大変だなと感じるのに、子供がストレスを抱えないわけがありません。
- 苦手なお友達がいる
- 先生が厳しい
- 疲れて下校後の習い事にいきたくない…
学校でのストレスを家で発散させていると、小さな体で毎日頑張ってるんだな…とこちらもウルっとくるなんてこともありました。
でも子供って吐き出してしまうと案外すっきりする様子で、翌日にはケロリとしていることも多い。
子供が健康で学校に通うためには、家庭でのメンタルフォローも不可欠だと思います。
お子さんが学校での出来事を話したり、なんとなくいつもと様子が違うかなと感じたたら、ぜひお子さんの言葉に耳を傾けてあげてください。
新生活は肩の力を抜いてやり過ごして!
親子で必死だった4月
振り返ってみると、入学前後は親子ともに緊張していたし、学校のペースについて行くのに必死でした。
新しい場所で新しい人間関係を築く。
これまでの生活スタイルを変えないといけないので、慣れるまでは本当に大変です。
でも、1ヶ月も経つと子供は迎えに行かずとも一人で帰宅できるようになりましたし、家での笑顔も増えました。
子供の順応性は本当にすごい!
低学年はまだまだ保護者のサポートが必要
「自分のことは自分でできるように」とはいっても、ほんの少し前までは幼稚園や保育園で過ごしていた小さな子供たち。
学校の準備や見守りなど安全面は、保護者が主体的となって動かないといけません。
まだまだ始まったばかりの小学校生活。これからどんな事件(こと)が待ち受けるか楽しみですが、肩の力を抜いて見守っていきましょう。
「小1の壁」を乗り越えるために
実際に体験してみてつくづく大変だなと思った小学校の入学。
あらかじめ起きることを予測しておくと、慌てずに対応できると思います。
こちらの書籍はイラストも多くサクサク読めるのでおすすめ!子供が小学生になった時のイメージができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
