こんにちは、Ponです。

中学受験に関する小説を読みました。

早見和真さん著の「問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」。

長〜いタイトルが印象的で、中学受験を題材とした家族の物語です。

読み終えて、まず感じたこと

早見和真さんの本は、「八月の母」という小説を読んだことがあります。

八月の母に関しては家族という呪縛が絡んだ重たい内容で、読み終わりは漠然とした不安感が残ったなかなか強烈な作品でした。

対して「問題。〜」は、始めはバラバラだった親子が、中学受験合格という目標に向かって成長していくストーリー。

思春期の親子関係、複雑な家族模様、友人関係、受験勉強の熾烈さがリアルに描かれています。

読み終わった後の感想は、「八月の母との振れ幅すごいな!」でした。

思春期ってこんな感じ

「問題。」の主人公は、小6の長谷川十和(とわ)という東京・吉祥寺に住む女の子。

進学塾に通っているが特に志望校もなく、家では父親とうまくいかない絶賛思春期真っ只中。

この十和ちゃんが物語の最初っからなんかヤな感じで、「あ〜思春期ってこんな感じなのね」と勉強になります。

とにかく家族に反抗したい、離れたい、話したくない。

しかし受験スイッチが入った後の十和はものすごい。

1日の勉強スケジュールを組み、こなし、合格を勝ち取るためにひたすらに努力を続けます。

その背景には、大阪に住んでいるおばあちゃん、東京の自宅に住むお父さんとの関係など三世代にわたって十和の家族関係が描かれます。

登場する大人が素敵

本書では、家族や塾の先生など、十和に関するたくさんの大人が登場します。

この大人たちがみんな素敵で。

親目線でいうと、十和の両親がよくできた方で本気で感心しました。

よく中学受験は親子の二人三脚と聞くけれど、「受験の伴走ってこういうことなんだ!」と小説とはいえ学ぶことも多かったです。

受験をするのは子供で、本人が一番大変なのはもちろんだけれど、中学受験をする子供を支えるのって、親の労力も相当いるのだと考えさせられます。

入り込みやすいストーリー

「問題。」は、子供の葛藤目標に向かってひたすらに頑張る姿支える大人の姿が目に浮かぶようで、親が読んでも受験を控える子供が読んでも満足な一冊です。

中学受験に興味がある方は、一度手にとってみてはいかがでしょうか。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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