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【子連れ映画レビュー】『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に心が震えた!

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こんにちは、Ponです。

2025年7月18日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を家族で観に行ってきました。

小学一年生の子供はアマプラでアニメシリーズを全話見て、予習バッチリ!

父母は原作を読破しているにも関わらず、数々のシーンに心が震えました!

今年はまだ半年を過ぎたところだけど、2025年ナンバーワンのアニメ映画だ…!と感動したので久しぶりの映画レビューです。

「鬼滅」映画はPG-12のレイティング

今回上映された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のレイティングはPG-12。

PG-12とは、「小学生には助言・指導が必要な映画」として、映画倫理機構(映倫)が定めています。(過去に上映された「無限列車編」も同様にPG12でした。)

もし初めて鬼滅の刃を見るよ、というお子さんには、流血を伴う戦闘シーンや不適切な言葉への助言が必要そうです。

我が家は小学一年生の子供と鑑賞して大満足の映画でしたが、以上の点が心配な方は大人のみで観に行くのがおすすめです。

【以下ネタバレありの感想へ】

さて、これより本編のネタバレありの感想を含みますので、見たくないよ!という方はご注意ください。

無限城・キャラクターの映像美が素晴らしい

まず初めに、鬼滅の刃のアニメーションは、TVアニメシリーズだけ見ても作画や映像が本当に素晴らしいです。

大人気(おとなげ)ない話ですが、およそ1年前、我が家は当時幼稚園児だった子供と一緒に、夢中になってシリーズを追って見たものです。

そして。

今回の映画はこれまで放送されたTVシリーズ・劇場版の無限列車編を凌駕する仕上がりで驚きました。

特に映像美に関してはすごい!の一言。

緻密で常に動き続ける無限城の映像をどうやって作り込んでいるのか、素人にはこれっぽっちもわからないのですが、とにかく初っ端から圧倒的な映像に釘付けです。

また、キャラクターの美しさや戦闘シーンにも磨きがかかっていました。

獪岳と善逸、猗窩座と炭治郎という、陰陽で対立する表現などより際立って描かれており、これはまさにアニメーションならでは。

特に、猗窩座と水柱の戦いは、静止画である原作では表しきれない表現力の豊かさと映像美に圧倒されました。

水の呼吸の映像が美しいことといったら!

鬼滅では義勇さん推しなので、かっこいいところをたくさん見られて大満足です!

セリフや回想シーンが大人の心を揺さぶる…!

展開がわかっていても泣ける

鬼滅に出てくるキャラクターは、敵も味方も多くが人生のどん底を経験していてセリフに重みがあり、これまでにも心に残る名言がたくさんあります。

今回の映画でも、原作読破で展開がわかっているにも関わらず泣けてしまう、感動してしまう要素がたっっくさんありました。

しのぶさんの死が知らされるシーン、善逸が川の向こうのじいちゃんと対面するシーンは、うるっときて。

第一章の主役とも言える(!?)猗窩座戦の回想は、涙なしでは観られず。

また、「え、そこ?」と言われそうですが、狛治がお手玉で遊ぶシーンが、狛治のこれまでと違う平凡な時間の流れを表していて、すごく記憶に残っています。

鬼滅は回想シーンやセリフで深みが出ている

他の方の映画レビューを見ていて、「回想シーンが多い」と意見もありましたが、私は鬼滅において回想シーンはキャラクターに深みを持たせるために重要な要素だなと思っています。

回想シーンは戦闘に比べるとどうしても派手さに欠けるので、子供はちょっとだれてしまうシーンになりがち。

でも、ここでのキャラクターのセリフは、成長しきった大人の心にグサッと刺さってきます。

自分が母となった今では、獪岳の傲慢さを反面教師としてほしいなとか、戦う相手はいつも自分、とか。

教訓っぽいですが子供にいち早く気づいてほしい、学んで欲しいなと思う場面がいくつもありました。

今回の劇場版もかなり奥が深く、心を揺さぶられました。

鬼滅アニメは原作に忠実でとてもいい

鬼滅シリーズのアニメーションは、原作にとても忠実に作られているのも魅力の一つだと思います。

原作ではキャラクターたちのセリフを読めば読むほど、その奥深さに気づきます。

今作でも、アニメの演出もありつつも、ストーリーに色を足すくらいのさりげなさで作品に奥行きがでており、とてもよかったです!

情報量が多すぎて、子供の理解は曖昧だった

映画後に食事をしながら家族で感想を言い合っていたのですが、小学一年生の子供はストーリーをよくわかっていない部分も多かったです。笑

この点については、映画の情報量の多さに対応できなかったのと、まだまだ言葉への理解が乏しかったからです。

それでも、善逸とじいちゃんの対面シーンでは感動で涙を流していたし、2時間半の超大作を静かに鑑賞することができました。

あの没入感を感じられる映像美を観に行くだけでも、価値があるよね!

次に繋がるダブル主題歌

映画を見る前に、今回の映画の主題歌として発表されていた、Aimer「太陽が昇らない世界」とLisa「残酷な夜に輝け」をSpotifyで聴いていきました。


初めて聴いた時は…「あ、こういう感じか」って。

どちらもダークシリアス感があって…(ストーリーが佳境に入ってるので当たり前だけど)

どんな映画に仕上がっているんだろう、どっちがオープニング曲でどっちがエンディング?とハテナマークいっぱいで当日を迎えました。

で。

映画を観た後に聴くと、感じ方が全然違うんです。すごい。

一回観ただけなのに、音楽を聴くだけで脳内は一気に映画を思い起こさせる。

それだけ映画の中身が良くて、ダブル主題歌とリンクしているなと思いました。

第二章の公開はいつなんだ…次回作もきっと涙なしでは観られない。

今から観に行く・これから観る方に伝えたいこと

上映時間は2時間35分!ボリュームがすごい

今回の映画の上映時間は2時間35分とかなり長く、中身のボリュームがすごい。

原作に忠実に、キャラクターの心の声まできちんと再現してくれるのでセリフ(説明)も多い。

その点知った上で行くと、いいかなと思います。

大人も子供もトイレ対策

2時間35分の上映時間で、アニメとしてはかなりの長丁場。

当たり前ですが上映開始前にトイレは済ませないときついです。映画を見ながら飲食したいなら尚のこと。

実際、上映中にトイレに立つお客さんも目立ちました。(子供の付き添い含む)

我が家は絶対に途中離席したくなかったので(笑)、ドリンクなし・ポップコーンなしで挑みました。結果的によかったと思います。

最後に

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は原作漫画16巻から描かれています。


 

予習していきたい方は、原作も手にとってみてはいかがでしょうか。

原作ももちろん良いのですが、アニメーションの奥の深さに痺れると思います!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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